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[精密加工相談室]   製品情報 - 電池関連情報 - Li-Ion電池缶特殊技術
   
  弊社開発の、リチウムイオン電池用特殊技術のご案内です。
Last Updated:2021-08-20  
弊社リチウムイオン電池缶を内蔵した電気自動車(EV)用電池ユニット【試作品例】
[Li-Ion電池ユニット] [Li-Ion電池缶全景]

第31回東京モーターショー【1995.10.27〜11.8/幕張メッセ】出展時のもの[某社出展ブースにて]。当時より時代に先駆け高機能電池の電池缶開発に関わっておりました。パイプ状(外装黒色)の物は電池ユニットに内蔵された電池缶。

EV用電池缶向け特殊塗料

通常の電池と異なり、EV用電池は過酷な条件をクリアーしなければなりません。耐熱性、耐候性はもちろんのこと、万が一、事故などでクラッシュした場合の安全性なども考えなければなりません。特に当社が手掛けたEV用Li−Ion電池缶の金属表面に塗装する塗料には、防炎性と絶縁性が求められていました。この2つの条件を高度に満たす塗料は既存にはありません。よって、当社ではあらゆる塗料をサンプリングし、調合を繰返して新規に開発を行いました。

その結果、現在使用している、ある程度満足できるものが出来上がったのです。写真の黒く見える所が塗装部で(銀色部は金属部分)、塗装膜厚は30ミクロン(1ミクロン:1ミリの千分の一)程度です。

[リチウムイオン電池缶]
新開発の塗料が
塗布された
リチウムイオン電池缶
EV用電池缶向けPP内芯管
EV用円筒型Li−Ion電池の内芯管。材質はポリプロピレン(PP)。両端はスリット加工がされており、内径は異形管である。
[PP内芯管]
PP内芯管
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